セントライト記念はユールシンギングが鋭く差し切り。ダービーフィズとアドマイヤスピカが菊花賞切符

セントライト記念はユールシンギングが鋭く差し切り。ダービーフィズとアドマイヤスピカが菊花賞切符

セントライト記念

1着 ユールシンギング
2着 ダービーフィズ
3着 アドマイヤスピカ

台風の中止で1日順延しての開催となったセントライト記念は、後方に控えていた馬が掲示板を独占。
直線を向いて狭くなる場面もありながら最後まできっちりと伸びたユールシンギングが、先に抜けだしたダービーフィズを捕らえて勝利。3着アドマイヤスピカまでが菊花賞への切符を手にしました。

勝ったユールシンギングは前走で500万を勝って中2週。一気に菊花賞出走までこぎつけました。
前走では新潟で最速の上がりを使って勝ち、中山2200でもこの競馬ができたというのは評価したくなるところですが、前走が500万なのでそこまで評価していいものなのか難しいところですね。
直線を向いてから前が壁になった事が結果的にベストなタイミングでの追い出しとなったような感じはありますが、最後の1ハロンのキレは見事でした。
菊花賞に向けてという意味では、この1戦だけでは推すだけの材料にはなりませんが、血統的には母系から長距離でも面白そうな感じはあります。父シンボリクリスエスは距離持ちそうで持たない馬が多い印象ですが、気性による部分も大きいと思うんで、この馬なら大丈夫かも、といったところですね。

2着ダービーフィズはユールシンギングには差されましたが、今回は非常にいいレースをしました。
春にももう少しでクラシックに乗れるというところでしたが、ここでようやくといったところですね。
血統的にも菊花賞の京都3000は楽しみなんですが、今回2,3着のダービーフィズとアドマイヤスピカは1月の若竹賞の1,2着なんですよね。
アドマイヤスピカもその後は期待されながら苦労していますし、この2頭は実は中山がいいだけなのでは、という部分は多少気になります。
オウケンブルースリやジャガーメイルなどを筆頭に京都外回りの長めの距離には強いジャングルポケット産駒で、母はマンハッタンカフェの全妹。血統どおりに受け取ればこの馬の方が本番で面白そうというところなんですが、この馬自身の実績からだとそういうタイプでもないような…というところです。

3着アドマイヤスピカは、外々を回してこの結果なら十分でしょう。
元々長めの距離も使われていますし、レースぶりからも菊花賞に向けて楽しみなんですが、こちらは父キングカメハメハで、あまり菊花賞に向くイメージはありません。ダービーフィズとは逆のパターンですね。
菊花賞での期待度という面ではダービーフィズとは甲乙つけがたいですが、ユールシンギングよりは2,3着馬かなといったところです。
それでも恐らく神戸新聞杯組の方が上位になってくるでしょう。

5着のケイアイチョウサンは今回は本当にトライアルですね。
折り合いに専念して、勝ち負けより次を見据えて乗った感じでした。
菊花賞もこの乗り方で、勝負が決まった後に突っ込んできて2,3着みたいな展開も横山典騎手だけになんとなく想像してしまいます。
ただ今回上がり最速ではあるんですが、最後ナンヨーケンゴーに交わされたのはちょっと気になります。
最後ちょっと抜いたようにも見えるんで微妙ですが、こういう負け方は届かないのはいいんですが、差されるのは良くないですよね。

1番人気で13着のヒラボクディープは中山2200は合わなかったのと、展開も向きませんでした。
ただそれにしても今回は負けすぎですね。菊花賞は今回とは全く質の違うレースになると思うんで、一変の可能性もなくはないですがさすがに推せないですね。それどころか出走自体も微妙な状況になってしまいました。

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